資格取得日記(旧ローカーボ日記)

健康になったので、世の中に役立つ資格取得のために勉強して資格GETを目指すブログです。

治療中の対応について

Q.通院中の家族が、薬を飲むとやめられなくなるからと飲みたがりません。

うつ病の治療薬を服用すると「依存してしまう」というのは大きな誤解です。むしろ勝手に服用を中断することの 方が、うつ病を悪化させる危険性があるとされています。中断が必要な場合は、医師の指示のもと徐々に薬の量を減らしていくことで、安全に服用を中止するこ とができます。

Q.妻が、医師と相性が合わないからと転院しようとしています。問題はないでしょうか?

いまかかっている医師に正直に話すことが重要です。
うつ病になるとコミュニケーションが困難となることも多いため、医師との信頼関係を築くことも難しい場合があるかもしれません。やむを得ない場合は、現在 かかっている医師に正直に相談し、紹介状を書いてもらうとよいでしょう。転院先の新しい医師が、症状や治療経過を正しく把握するのに役立ちます。

Q.うつ病の薬を飲んで、人格が変わってしまうことはありませんか?

人格が変わるのではなく、症状が改善されると捉えてください。
うつ病の患者さんが服薬を続けると、明るく、積極的になっていくことはあるでしょう。それは人格が変わったのではなく、患者さんの脳内にある神経伝達物質 に働きかけ、脳の情報伝達をスムーズにすることで症状が改善されたということです。うつ病の治療薬に、患者さん自身の人格を変えるような作用はありませ ん。また度を過ぎて明るく、積極的になっていると感じる場合、躁転を疑い、 医師に相談したほうがよいケースもあります。