引火、発火、爆発等 4 自然発火
◯自然発火
物質が自然に発生して発生した熱が、長期間蓄積され、発火点に達することで燃焼が生ずる現象。
自然に発熱して発火に至るまでの現象。
例)
1、分解熱による発熱(セルロイドなど)
2、酸化による発熱(乾性油など)
3、微生物による発熱(堆肥など)
4、吸着熱による発熱(活性炭など)
◯自然発火の条件
1、物質の熱伝導率
物質の熱伝導率が小さいものほど、保温効果が高く、熱が蓄積されやすい。
2、物質の体積方法
薄いシートを積み重ねたものや粉末状のものは自然発火しやすい
(積み重なった中心の部分が保温されるため)
3、空気の流動
痛風の悪い場所では蓄熱しやすいため、自然発火が起こりやすい。
※乾性油と不乾性油の場合は乾性油の方が自然発火しやすい。