資格取得日記(旧ローカーボ日記)

健康になったので、世の中に役立つ資格取得のために勉強して資格GETを目指すブログです。

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

行政命令 3 使用停止命令

◯使用停止命令が下される場合 1、危険物保安統括管理者または危険物保安監督者を定めない場合 2、危険物保安統括管理者または危険物保安監督者の解任命令違反 3、危険物の貯蔵、取扱い基準の遵守命令に違反した時

行政命令 2 許可の取り消しと使用停止命令

以下の場合は、許可の取り消し、または使用停止命令が下される。 1、位置、構造、または設備の無許可変更 2、完成検査前使用 (完成検査済証の交付前の使用、仮使用、承認なき使用) 3、位置、構造、または設備に関する措置命令違反 4、定期点検未実施等…

行政命令 1 義務違反者に対する措置等

義務違反と措置命令 ◯措置命令 製造所等の所有者、管理者、または占有者が、一定の義務に違反した場合、市町村長等から一定の命令(措置命令)を受けることがある。 ◯措置命令の種類 1、危険物の貯蔵、取扱いが技術上の基準に違反する場合 →貯蔵・取扱基準…

移送の定義および基準

◯移送の定義 移送とは、移動タンク貯蔵所によって危険物を運ぶ行為である。 ※運搬と移送とは定義が異なる。 ◯移送の基準 1、移送する危険物を取り扱うことのできる資格を持った危険物取扱者が乗車する。 (必ず危険物取扱者免許を携帯する) 2、移送の時間…

運搬の基準 4 運搬方法

◯運搬方法 通常の基準 1、運搬容器に著しい摩擦、動揺がおきないように運搬する。 2、災害発生の恐れがある場合、応急措置を講じ、最寄りの消防機関へ通報する。 指定数量以上の場合 1、車両前後の見やすい位置に一定の標識を掲示する。 2、運搬する危険…

運搬の基準 3 混載禁止基準

◯混載禁止 同一の車両で危険物を運搬する場合、安全性確保の観点から混載禁止されているものも存在する。 危険類第4類については、第1類との混載、および第6類との混載は禁止されている。 (危険物第4類は、第2類、第3類、第5類との混載は可能) ※混載禁止…

運搬の基準 2 積載方法

◯危険物の積載方法 1、温度変化などで危険物が漏れないよう、密閉して収納する。 2、危険物の性質に適応した材質の容器に収納する。 3、液体危険物は、内容積の98%以下の収納率で、55℃の温度で漏れないように収納する。 4、容器外部に以下内容を表示す…

運搬の基準 1 危険等級

車両等によって危険物を別の場所へ移す場合の基準について、定められています。 指定数量未満の場合であっても適用されます。 ◯危険等級とは 危険物をその危険性の程度に応じて、I〜IIIの種類に分けたもの。 数字の小さい方が危険性が高い。 ◯第4類について…

貯蔵・取扱等の基準 6 施設区分ごとの取扱い基準(移動タンク貯蔵所)

◯移動タンク貯蔵所 ・危険物を貯蔵、取り扱うタンクに注入する際は、注入ホースを注入口に緊結する。 ※引火点40℃以上の危険物は、一定の場合はこの限りではない。 ・詰め替えできる危険物は、引火点40℃以上の第4類危険物に限定される。 ・引火点40℃未満の危…

貯蔵・取扱等の基準 5 施設区分ごとの取扱い基準(給油取扱所)

◯給油取扱所 ・給油は固定給油設備(計量器)を使用し、直接給油する。 ・給油はエンジンを停止して行い、給油空地から自動車等をはみ出さないようにする。 ・危険物を移動貯蔵タンクから専用タンク等に注入するときは、移動タンク貯蔵所を注入口の付近に停…

貯蔵・取扱等の基準 4 取扱いの基準

◯製造 粉砕工程において、危険物の粉末が著しく浮遊し、付着した状態で機械等を扱わない。 ◯詰め替え 防火上安全な場所で行う ◯消費 ・焼き入れ作業は危険物が危険な温度にならないようにする。 ・染色または洗浄作業は、換気をよくして行い、原液は適正に処…

貯蔵・取扱等の基準 3 貯蔵の基準

貯蔵の基準について 1、違う類の危険物の貯蔵は、原則同時貯蔵は不可。 ※ただし、屋内、屋外貯蔵所においては、類別ごとにまとめて貯蔵し、相互に1m以上の間隔を置くなら可能。 2、屋内、屋外貯蔵所 ・容器の積み重ね高さは3m以下 ・第3、第4石油類、動…

貯蔵・取扱等の基準 2 類ごとの共通基準

類ごとの共通基準 第1類から第6類までにそれぞれ共通して存在するが、第4類は以下の通りです。 ◯第4類の共通基準 1、炎、火花もしくは高温体との接近・過熱を避ける。 2、みだりに蒸気を発生させない。

貯蔵・取扱等の基準 1 基準の概略

基準は5項目存在する。 1、共通基準 2、類ごとの共通基準 3、貯蔵の基準 4、取扱の基準 5、施設区分ごとの取扱の基準 1、共通基準 ・許可、届け出された類や品名以外の危険物は、貯蔵、取扱禁止。 ・許可、届け出された指定数量の倍数を超える危険物…

危険物の管理 10 警報設備・避難設備

◯警報設備 指定数量の10倍以上の危険物を貯蔵、取り扱う製造所等で設置。 ただし、移動タンク貯蔵所は除外。 ◯避難設備 火災時の生命の安全を図るため、特定の給油取扱所では、誘導灯等の避難設備の設置が義務である。

危険物の管理 9 消火器の設置方法

消火器の設置方法 すべての種類について設置方法が設定されているが、試験によく出るのが第4種と第5種。 第4種消火設備 防護対象物までの歩行距離が30m以下となるように設置する 第5種消火設備 防護対象物までの歩行距離が20m以下となるように設置する。…

危険物の管理 8 所要単位と能力単位

「所要単位」とは、製造所等においてどのくらいの消化能力を有する消火設備を設置することが必要かを定める基準となる単位。(消火される側の単位) 「能力単位」とは、消火設備において、どのくらいの消化能力を有する消火設備かを定める単位。(消火する側…

危険物の管理 7 消火の困難性と設置設備

◯消火の困難性 製造所等をその消火の困難性に応じて3つに区分し、設置すべき消火設備を規定している。 1、著しく消火が困難な製造所等 「第1種、第2種、第3種消火設備のうちいずれか1つ」+「第4種消火設備」+「第5種消火設備」が義務。 2、消火が…

危険物の管理 6 消火設備

消火設備の種類は5種類存在する。 1種〜5種の区別は、規模の大きい順になっている。 1、第1種消火設備 屋内消火栓設備、屋外消火栓設備が該当 2、第2種消火設備 スプリンクラー設備 3、第3種消火設備 水蒸気消火設備、水噴霧消火設備、泡消火設備、…

危険物の管理 5 タンク注入口等の掲示板

タンク注入口等の掲示板に関する基準 ◯大きさ 幅0.3m以上で、長さ0.6m以上 ◯記載方法・内容 地は白色、文字は黒色 ※火気厳禁などの注意事項の文字は赤色で書く必要がある点に注意が必要。

危険物の管理 4 注意事項を表示する掲示板

注意事項を表示する掲示板について (禁水、火気注意、火気厳禁) ◯「禁水」と表示 地は青色、文字は白色 ・第1類 アルカリ金属の過酸化物 ・第3類 カリウム、ナトリウムなどの禁水性物質、アルキルアルミニウム、アルキルリチウム ◯「火気注意」と表示 地は…

危険物の管理 3 危険物の品名等の掲示板

危険物の品名等の掲示板 ◯大きさ 幅0.3m以上、長さ0.6m以上(標識と同じ) ◯記載方法と内容 地は白色、文字は黒色で下記事項を記載する。 1、危険物の類(第◯類) 2、危険物の品名(第一石油類ガソリン など) 3、貯蔵最大数量(XXリットルなど) 4、指…

危険物の管理 2 標識の基準

標識の基準 移動タンク貯蔵所とそれ以外で異なる。 製造所等(移動タンク貯蔵所以外)の場合 1、大きさ 幅0.3m以上で長さ0.6m以上 2、記載内容・方法 製造所等の名称を記載。板の地は白色、文字は黒色。 移動タンク貯蔵所 1、大きさ 0.3㎡以上で0.4㎡以下…

危険物の管理 1 標識・掲示板

標識と掲示板の違い 標識とは、危険物の製造所等である旨を示すもの。 掲示板とは、防火に関し必要な事項を掲示したもの。

施設の技術上の基準 30 給油取扱所の設備基準

給油取扱所の設備基準 懸垂式:ホースが天井から垂れ下がるもの、それ以外のもの:地上の直ぐ近くからホースがあるもの をそれぞれさす。 1、ホース(懸垂式以外)は ・先端に弁を付ける ・長さ5m以下 ・静電気除去装置を付ける 2、ホース(懸垂式) ・先…

施設の技術上の基準 29 給油取扱所の構造基準

給油取扱所の構造基準 1、給油空地は、間口10m以上、奥行き6m以上。(車が入るための場所にあたる) ※注油設備の周囲には、給油空地以外の場所に別途注油空地を保存する必要がある。 2、塀または壁は、耐火構造または不燃材料でつくり、高さ2m以上とする。…

施設の技術上の基準 28 給油取扱所

給油取扱所の保安距離、保有空地はいずれも不要。 給油取扱所の種類 1、固定給油設備 (自動車などに直接給油) 2、固定注油設備 (容器へ詰め替え、4,000リットル以下の車両の固定タンクに注入)

施設の技術上の基準 27 移動タンク貯蔵所の設備基準

移動タンク貯蔵所の設備基準 1、下部の排出口に設けるバルブ(底弁)には、手動閉鎖装置および自動閉鎖装置を設ける。 2、ガソリン、ベンゼンなど静電気で火災が発生する可能性のある液体危険物の貯蔵タンクには、接地導線(アース)を設ける。 3、配管は…

施設の技術上の基準 26 移動タンク貯蔵所の構造基準

移動タンク貯蔵所の主な構造基準 1、移動貯蔵タンクは、厚さ3.2mm以上の鋼板で造る。 2、圧力タンクの場合は、最大常用圧力の1.5倍の圧力で10分間行う水圧試験で、漏れ、変形を生じない。 3、圧力タンク以外の場合は、70kPaの圧力で10分間行う水圧試験…

施設の技術上の基準 25 移動タンク貯蔵所

移動タンク貯蔵所(タンクローリーなど)の保安距離、保有空地はいずれも不要。 ただし、常置場所については 1、屋外に置く場合、防火上安全な場所に置く。 2、屋内に置く場合、耐火構造または不燃材料でつくった建築物の1階に置く。 常置場所変更には許…