資格取得日記(旧ローカーボ日記)

健康になったので、世の中に役立つ資格取得のために勉強して資格GETを目指すブログです。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

消火理論 2

◯各種の消火方法 ・除去消火 可燃性物質を取り去って消火する方法。 例)ガスバーナーの元栓を閉める。 ・窒息消火 酸素の供給を断つことで消火する方法。 1、泡や粉末消化剤で消火する。 2、ハロゲン化剤で消火。 (ハロゲン化物が持つ抑制作用(負触媒作…

消火理論 1

◯消火理論 消火=燃焼の中止。燃焼の3要素のうち、1つでも取り除けば良い。 (可燃性物質の存在、酸素供給体、熱源) 1、可燃性物質を除く 除去消火 2、酸素供給体を除く 窒息消火 3、熱源を除く 冷却消火 4、負触媒作用(化学反応速度を遅くして連鎖…

引火、発火、爆発等 5 爆発

◯爆発の種類 ・粉塵爆発 可燃性固体の微粉が空中に浮遊している時、なんらかの熱源によって爆発すること。 爆発は1種類しかないですが、怖いですね。

引火、発火、爆発等 4 自然発火

◯自然発火 物質が自然に発生して発生した熱が、長期間蓄積され、発火点に達することで燃焼が生ずる現象。 自然に発熱して発火に至るまでの現象。 例) 1、分解熱による発熱(セルロイドなど) 2、酸化による発熱(乾性油など) 3、微生物による発熱(堆肥…

引火、発火、爆発等 3 燃焼範囲

◯燃焼範囲(爆発範囲) 空気中において、可燃性蒸気が燃焼することができる濃度範囲 ◯燃焼範囲の危険性 1、燃焼範囲が広いほど危険性が高い 2、燃焼下限値が低いほど、引火の危険性が高い (少ない濃度でも燃える) 例) ガソリンの燃焼範囲 1.4%〜7.6% …

引火、発火、爆発等 2 発火

◯発火点 空気中で可燃性物質を加熱した場合、熱源がなくても燃焼が生じる最低の温度 ◯発火の危険性 発火点が低いものほど、発火しやすく危険である。 例) ガソリンの発火点 300℃ 灯油の発火点 220℃ ガソリンよりも灯油の発火点の方が低い、というのには驚き…

引火、発火、爆発等 1 引火

◯引火点 液体が空気中で燃えだすのに十分な濃度の蒸気を液面上に発生する最低の液温のこと。 液面付近の蒸気温度がその蒸気の燃焼範囲の下限値に達した時の液温。 (熱源があれば燃焼開始する温度) ◯引火の危険性 引火点が低いものほど取扱に注意が必要(す…

燃焼と消火の基礎理論 4 燃焼の難易

◯燃焼の難易 1、酸化されやすさ 大:燃焼しやすい 小:燃焼しにくい 2、酸素との接触面積 大:燃焼しやすい 小:燃焼しにくい 3、発熱量(燃焼熱) 大:燃焼しやすい 小:燃焼しにくい 4、熱伝導率 大:燃焼しにくい 小:燃焼しやすい ※熱伝導率が大きい…

燃焼と消火の基礎理論 4 液体と固体の燃焼

燃焼についての整理 1、液体 「蒸発燃焼」:液体の表面から可燃性液体が空気中に蒸発して混合し、なんらかの熱源をもとに燃焼する現象。(灯油やアルコールなどの燃え方) 2、固体 ・「表面燃焼」:可燃性固体がその表面で熱分解も起こさず、また、蒸発も…

燃焼と消火の基礎理論 3 熱源

◯熱源(点火エネルギー) 可燃物の酸化反応をおこすのに必要なエネルギー ・熱源になりうるもの 1、火気 2、静電気や摩擦などによる火花 3、酸化熱(自然発火原因) ※気化熱や融解熱は熱源にはならない

燃焼と消火の基礎理論 2 酸素供給体

◯酸素供給体 燃焼にはある程度の酸素濃度が必要。 可燃性物質が燃焼するのに必要な酸素の濃度を「限界酸素濃度」という。 例)空気(酸素は21%) ※空気以外にも、化合物中の酸素が酸素供給体の役目をする第一類、第六類の危険物が酸素供給体になる。 ※二酸…

燃焼と消火の基礎理論 1 燃焼の原理

燃焼とは熱と光の発生を伴う酸化反応である。 ◯燃焼の原理 ・燃焼の三要素 1、可燃物(可燃性物質) 2、酸素供給体(空気等) 3、熱源(点火エネルギー) これが一つでもかけると燃焼は生じない。 ◯可燃性物質 酸化しやすい物質全て。メタノール、木材、…

有機化合物2

◯有機化合物の特性 1、成分元素は、主体が炭素、水素、酸素、窒素で、一般に可燃性を有する。 2、一般に空気中で燃えて二酸化炭素と水が発生する 3、水に溶けにくい 4、融点および沸点の低いものが多い 5、無機化合物と比べて分子量が大きい 特に、分子…

有機化合物1

有機化合物とは、一酸化炭素、二酸化炭素や炭酸塩を除いた炭素の化合物。 ◯有機化合物の種類 ・鎖式化合物:分子が鎖状のもの ・環式化合物:分子が環状構造を含むもの ◯官能基による分類 官能基とは、特定の性質を持つ原子または原子団を指す。 有機化合物…

金属 4 腐食

◯金属の腐食 金属の腐食は、たとえば配管やタンクで使用されている鉄が酸化して酸化鉄になると強度が劣化して問題が生じるため、試験において重要性が高い。 ◯腐食の影響を受けやすい場所 1、酸素が溶けている水分が存在する場所 2、酸性が強い土中などの…

金属 3 イオン化傾向

◯イオン化傾向 金属が電子を放出してイオンになろうとする傾向。金属のイオンへのなりやすさ。 ◯イオン化傾向の意味 イオン化傾向が「大」:イオンになりやすい。 電子を放出して相手を還元する力(還元力)が強い。 ◯主要なイオン化系列 大 K>Ca>Na>Mg>Al>…

金属 2 金属の比重

◯金属の比重 金属の比重が4より小さいものを軽金属、4より大きいものを重金属という。 例)軽金属 Al:2.7 Ca:1.55 Na:0.97 K:0.86 軽金属と重金属の境目が比重4だったことは初めてしりました。

金属 1 金属と非金属

◯金属の特性 金や銀、鉄のような金属元素は、それが単体の状態になるとき、金属としての性質を持つ。 ・水銀を除き、常温では固体である。 ・金属光沢がある ・展性、延性(叩くとのびる性質)がある ・熱や電気の良導体である ◯非金属の特性 ・常温では固体…

酸化と還元 3

◯酸化剤と還元剤 ・酸化剤:反応相手の物質を酸化するもの。 例)酸素、過酸化水素など ※酸化の際、酸化剤自体は電子を受け取り、還元されている点に留意 ・還元剤:反応相手の物質を還元するもの。 例)水素、一酸化炭素 ※還元剤自体は酸化されやすい。

酸化と還元 2

◯広義の酸化と還元 ・酸化:水素化合物が水素を失う事、または物質が電子を失う事 ・還元:物質が水素と化合する事、または物質が電子を受け取る事 例)硫化水素と塩素が反応して塩化水素と硫黄が発生する H2S+Cl2→2HCl+S ここで硫化水素は、水素を失って…

酸化と還元 1

◯狭義の酸化と還元 ・酸化:物質が酸素と化合すること ・還元:酸化物が酸素を失う事 例)炭素と酸素が反応して二酸化炭素になる 炭素のCは酸素と化合するので酸化。 酸素のOは炭素と結合することで酸素を失うので還元。 ※一般に、酸化と還元は同時に起こる。

酸・塩基 4

◯pH指示薬 pH指示薬によってpHの変色領域が異なるため、確認したいpHにあわせて指示薬を選択する。 ・メチルオレンジ pH4以下は赤、pH4を超えると黄色 ・リトマス pH7未満は赤、pH7を超えると紫色 ・フェノールフタレイン pH7.6未満は無色透明、pH7.6以…

酸・塩基 3

◯中和 一般に、酸H+と塩基OH−から塩(えん)と水ができる反応を指す。 イオン結合で生成した物質は大抵こういう反応を起こしている。 ◯pH(水素イオン指数) 水溶液の酸性や塩基性の度合いを表す記号。 pH=7 が中性。 pHの値が7より小さいほど酸性(〜0) …

酸・塩基 2

◯酸と塩基の強弱 ・強酸:水素イオンを多く電離する酸 塩酸、硝酸、硫酸 ・弱酸:水素イオンを少なく電離する酸 酢酸 ・強塩基:水酸化物イオンを多く電離する 水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム ・弱塩基:水酸化物イオンを少なく電離す…

酸・塩基 1

◯酸 水に溶けると電離して水素イオンH+を発生する物質、または他の物質に水素イオンH+を与えることができる物質。 ※青色のリトマス紙を赤色へ変化させる ◯塩基 水に溶けると電離して水酸化物イオンOH−を生ずる物質、または、他の物質から水素イオンH+を受け…

化学の基本法則 6

◯化学平衡 正反応:化学反応式の左辺から右辺に進行する反応 逆反応:化学反応の右辺から左辺に進行する反応 可逆反応:正反応と逆反応が同時に進行する反応 化学平衡:化学反応において、正反応と逆反応の速さが等しく、見かけ上反応がどちらの方向にも進行…

化学の基本法則 5

◯熱化学方程式 可燃物1モルが燃焼する場合の化学反応式に反応熱を記入したもの。 例) 炭素1モルが酸素中で完全燃焼した(発熱反応) C+O2=CO2+394kJ ◯反応熱の種類 1、燃焼熱 1モルの物質が完全に燃焼するときの反応熱 2、生成熱 化合物1モルが単体か…

化学の基本法則 4

◯反応熱 化学変化に伴って、1モルの反応物質が発生または吸収する熱量。 ※モル 分子1個の重さは軽すぎて量れないため、分子量と同じだけの分子を集めてひと束にしてみた。このひと束の単位をモルという。 1モル=6.02×10^23個の分子数。 これを「アボガドロ…

化学の基本法則 3

◯質量保存の法則 物質間に化学変化が起きる場合、化学変化の前後での物質の質量の総和は一定であるという法則。 例)C+O2→CO2 炭素原子 原子量12、酸素原子 原子量16 左辺:12+16×2、右辺:12+16×2 となり、両辺の質量は共通。 ◯定比例の法則 あるひと…

化学の基本法則 2

◯化学式 元素記号を組み合わせて物質の構造を示す式。分子式、組成式、示性式、構造式がある。 ◯化学反応式 化学式をつかって化学変化を表した式。 例)水素が燃えて水ができる 2H2+O2 →2H2O ※化学反応式では、同じ種類の原子の数は、反応前、反応後の両辺…