2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
簡易タンク貯蔵所の主な設備基準 1、圧力タンク以外では無弁通気管を設ける。 (無弁通気管の直径25mm以上、先端の高さは屋外で1.5m以上) 2、簡易貯蔵タンクに給油または注油の設備を設ける場合、給油取扱所の固定給油設備または固定注油設備の基準による…
簡易タンク貯蔵所の主な構造基準 1、1基の容量は600リットル以下 2、1貯蔵所には3基まで。同一品質危険物は2基以上設置不可。 3、容易に移動しないよう、地盤面、架台などに固定。 4、厚さ3.2mm以上の鋼板で造る。 5、70kPaの圧力で10分間の水圧試…
簡易タンク貯蔵所の保安距離は不要。 保有空地は ・屋外に設けるものについては周囲に1m以上の空地が必要。 ・専用室内に設ける場合、タンクと専用室との壁は0.5m以上空ける。 タンクの貯蔵量や貯蔵物に関する制限は一切ない。
地下タンク貯蔵所の設置基準 1、圧力タンクには安全装置を設け、それ以外のタンクには無弁通気管などを設置する。 2、液体危険物のタンクには、危険物量の自動表示装置を設ける。 3、タンク注入口は屋内に設け、弁またはフタを設ける。 4、静電気が発生…
地下貯蔵タンクの構造 1、地下貯蔵タンクの頂部は、地盤面から0.6m以上、下にする。 2、タンクを2基以上隣接して設置する場合、相互に1m以上の間隔を保つ。 (指定数量の100倍以下なら0.5m以上)
地下タンク貯蔵所の保安距離、保有空地はいずれも不要。 タンクの貯蔵量や貯蔵物に関する制限は一切ない。 タンク室の構造について 1、原則、地盤面下のタンク室に設ける 2、壁、底を0.3m以上の厚さのコンクリートで造り、ふたを0.3m以上の厚さの鉄筋コン…
◯屋外タンク貯蔵所の防油堤とは? 屋外貯蔵タンクが崩壊した場合、貯蔵している危険物の流出を防ぐための設備 防油堤の主な基準 1、引火性液体(危険物第四類)の貯蔵タンクに関する防油堤の容量は、タンク容量の110%以上 ※2つ以上タンクがあるばあい、容…
屋外タンク貯蔵所の設備基準 1、圧力タンクには、安全装置を設け、それ以外のタンクには無弁通気管を設置する。 2、液体の危険物の屋外貯蔵タンクには、危険物量の自動表示装置を設ける。 3、タンク注入口には弁、またはフタを設ける。静電気の発生可能性…
屋外タンク貯蔵所の主な構造基準 1、屋外貯蔵タンクは、原則厚さ3.2mm以上の鋼板で造る。 2、圧力タンクの場合は水圧試験、それ以外のタンクは水張試験を行う。 水圧試験は、最大常用圧力の1.5倍の圧力で10分間行う。 3、耐震、耐風構造とし、支柱は耐…
屋外タンク貯蔵所の保安距離、保有空地はいずれも必要。 また、屋外タンク貯蔵所では敷地内距離(タンク側板から敷地境界線までの距離)を確保する必要がある。 ※屋外タンク貯蔵所における保安距離とは… 屋外貯蔵タンクの側板から保安対象物までの外壁までの…
屋内タンク貯蔵所の設置基準 1、圧力タンクには、安全装置を設け、それ以外のタンクには無弁通気管を設置し、先端の高さは地上4m以上とする。 2、液体の危険物の屋内貯蔵タンクには、危険物量の自動表示装置を設ける。 3、タンク注入口には弁、またはフタ…
屋内タンク貯蔵所の保安距離、保有空地はいずれも必要ない。 屋内タンク貯蔵所の主な構造基準は、 1、原則平家建てのタンク専用室に設置する。 (引火点40℃以上の第四類危険物のみ貯蔵する場合、例外がある) 2、容量は指定数量の40倍以下とするが、第四…
屋外貯蔵所に貯蔵できる危険物 他の貯蔵所と異なり、以下の制限がある。 ◯第二類危険物のうち、 1、硫黄など 2、引火性個体(引火点0℃以上のもの) ◯第四類危険物のうち、 1、第一石油類(引火点が0℃以上のものに限る) 2、アルコール類 3、第二石油…
屋外貯蔵所の保安距離、保有空地はいずれも必要。 屋外貯蔵所の構造基準は、 1、周囲にはさくなどを設けて明確に区画する。 2、架台を設ける場合には、不燃材料で造るとともに、堅固な地盤面に固定する。 3、架台を設ける場合には、高さは6m未満にする。 …
屋内貯蔵所のおもな設置基準 1、貯蔵倉庫に架台を設ける場合、不燃材料で造る。 2、貯蔵倉庫には、採光、照明、換気の設備を設けるとともに、引火点70℃未満の危険物の貯蔵倉庫にあっては、滞留した可燃性蒸気を屋根上に排出する設備を設ける。
屋内貯蔵所について 屋内貯蔵所には保安距離・保有空地は両方とも必要である。 屋内貯蔵所の主な構造基準は… 1、貯蔵倉庫は、原則として独立した専用の建築物とする。 2、貯蔵倉庫は、原則として地盤面から軒までの高さが6m未満の平家建てとし、床は地盤面…
製造所の配管基準について 1、配管は十分な強度を有するものとし、最大常用圧力の1.5倍以上で水圧試験をした時に、漏えいなどの異常がないものとする。 2、配管は、取り扱う危険物で容易に変化しないものにする。 3、配管は熱で容易に変形しないものにす…
製造所の主な設備基準 1、建築物には採光、照明、換気の設備を設ける。 2、可燃性蒸気等が滞留する恐れのある建築物では、蒸気等を屋外の高所に排出する設備を設ける。(たまらないようにするため) 3、危険物を取り扱う設備は、危険物が、漏れない、あぶ…
製造所の主な構造基準について 1、地階を有しないこと(地上だけの建物である必要がある) 2、壁、柱、床、はり、および階段は不燃材料 3、屋根は不燃材料でつくり、金属板などの軽量な不燃材料でふく 4、窓および出入り口付近は防火設備を設ける 5、窓…
製造所の保安距離、保有空地について 製造所は保安距離、保有空地いずれも必要である。 保有空き地の幅は指定数量に応じて以下のように定められている。 指定数量の倍数 10以下の場合→3m以上が必要 指定数量の倍数 10を超える場合→5m以上が必要
<敷地内距離> 屋外タンク貯蔵所の規模、携帯、貯蔵する危険物に応じて、タンクの即板から敷地境界線まで保安上確保しなければならない距離 ※屋外タンク貯蔵所にのみ必要である
<保有空地> 消防活動や延焼防止のために、製造所等の周囲に確保する空地のこと。 (空地内には、どんな物品も置いてはいけない) ◯保有空地が必要な施設 1、製造所 2、屋内貯蔵所 3、屋外タンク貯蔵所 4、屋外貯蔵所 5、一般取扱所 6、簡易タンク貯…
◯各保安対象物への保安距離 住居:10m以上 高圧ガス施設:20m以上 学校や病院等:30m以上 重要文化財:50m以上 7000Vを超え、35,000V以下の特別高圧架空電線:水平距離3m以上 35,000Vを超えるの特別高圧架空電線:水平距離5m以上
<保安距離> 製造所等において火災等の事故が発生した場合に、近接する保安対象物が巻き込まれるのを防止するために要求される一定の距離 ◯保安距離が必要な施設 1、製造所 2、屋内貯蔵所 3、屋外タンク貯蔵所 4、屋外貯蔵所 5、一般取扱所 (タンク貯…
定期点検の実施が必要な製造所など ◯指定数量の倍数を問わず定期点検実施が必要なもの 1、地下タンク貯蔵所(地上から漏れがわからないため) 2、移動タンク貯蔵所(輸送中の大事故を防ぐため) 3、移送取扱所(同上) ◯指定数量の倍数により、定期点検の…
<定期点検> 一定の製造所等について、技術上の基準を維持するために行う定期の点検 ◯定期点検の主体は 所有者、管理者、または占有者 ◯定期点検の実施者は 1、危険物取扱者 2、危険物施設保安員 3、危険物取扱者以外の者(但し、危険物取扱者の立会が必…
<予防規定に定める主な内容> ◯危険物保安監督者が、 旅行、疾病その他の事故によってその職務を行う事が出来ない場合にその職務を代行する者に関して ◯危険物施設の運転又は操作に関して ◯危険物の取扱い作業の基準に関して ◯危険物の保安のための巡視、点…
<予防規定を定めなければならない製造所等> ◯指定数量の倍数を問わず、予防規定策定が必要なもの 1、給油取扱所 2、移送取扱所 ◯指定数量の倍数によって予防規定策定が必要なもの 1、製造所:指定数量の倍数「10以上」 2、屋内貯蔵所:指定数量の倍…
<予防規定とは> 一定の製造所等において、火災を予防するために危険物の保安に関して必要な事項を定めた規定で所有者等や従事者が守るべき自主保安基準である。 ◯予防規定は誰が作成するのか? 所有者、管理者または占有者 ◯予防規定策定時・変更時 予防規…
<危険物施設保安員の設置義務> ◯製造所、一般取扱所 指定数量の100倍以上を取り扱うものに設置。 ◯移送取扱所 全てに設置