危険物の管理 8 所要単位と能力単位
「所要単位」とは、製造所等においてどのくらいの消化能力を有する消火設備を設置することが必要かを定める基準となる単位。(消火される側の単位)
「能力単位」とは、消火設備において、どのくらいの消化能力を有する消火設備かを定める単位。(消火する側の単位)
「1所要単位」
・「危険物」
指定数量の10倍である
・「製造所、取扱所」
1、耐火構造の場合は延べ面積100㎡
2、不燃材料の場合は延べ面積50㎡
・「貯蔵所」
1、耐火構造の場合は延べ面積150㎡
2、不燃材料の場合は延べ面積75㎡
・「屋外の製造所等」
外壁を耐火構造とし、水平最大面積を建坪とする建築物とみなして算定
面積などに関わりなく設置が義務付けられているもの
1、地下タンク貯蔵所
第5種消火設備2個以上設置
2、移動タンク貯蔵所
自動車用消火器のうち、粉末消火器(3.5kg以上)またはその他の消火器2個以上