施設の技術上の基準 18 屋外タンク貯蔵所の防油堤について
◯屋外タンク貯蔵所の防油堤とは?
屋外貯蔵タンクが崩壊した場合、貯蔵している危険物の流出を防ぐための設備
防油堤の主な基準
1、引火性液体(危険物第四類)の貯蔵タンクに関する防油堤の容量は、タンク容量の110%以上
※2つ以上タンクがあるばあい、容量最大のタンクを基準とする。
※非引火性の場合は100%以上。
2、防油堤の高さは0.5m以上。
3、水抜口の弁は、通常閉鎖。
(内部に滞油または滞水したときには、遅滞なく排出)
4、防油堤内に設けるタンクの数は原則10以下。
5、防油堤は鉄筋コンクリートまたは土で造る。
6、防油堤の面積は80,000㎡以下。