うつ病を発症するとき
悲しい、苦しい出来事だけでなく、喜ばしいことが原因となってうつ病を発症するのはどうしてでしょうか?
環境の変化に対する受け止め方は、人によって様々です。喜ばしい出来事であっても、それが急激な変化となって自分の生活に影響を及ぼす場合、自分なりに考え、対処することが難しく、それが大きなストレスとなってうつ病発症の要因となることもあるのです。
今の社会は経済やシステムの構造がめまぐるしく変化し、日常生活の様々なシーンにおいて急激な変化や進歩に対応しないといけません。そうした社会背景が、うつ病の患者さんを急増させているのかもしれません。
糖尿病や脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病、がん、心筋梗塞や脳卒中の患者さんはうつ病を合併しやすいといわれています。病気そのもの や治療薬の影響などで脳の機能に影響を及ぼし、うつ病を発症する場合もあります。病気なのだから元気がないのだと、見過ごされがちなだけに注意が必要で す。
嬉しい出来事も心のストレスとなりうつ病発症の原因になるというのは意外でした。
あと、生活習慣病もうつの原因になるのは初めて知りました。
健康管理に気をつけたいと思います。