資格取得日記(旧ローカーボ日記)

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神経伝達物質 その1

私たちのこころと頭の中では...?

神経細胞はさまざまな情報を電気信号で伝達しています

私たちは日常、さまざまなできごとに出会って喜怒哀楽の感情を表現をしたり、いろいろなことを考えたり、食欲などの意志を行動に移したりして生活しています。

こうした感情や意欲のようなものは、単に「こころ」があるから生まれるということではなく、脳の機能として役割分担があり、きちんとコントロールされていることが、脳科学の進歩によってわかってきました。

脳では神経細胞同士の情報伝達によって、こころの機能(意思や感情)をからだの機能(行動や運動)を行う細胞に伝えていくはたらきをもっています。脳の神経細胞同士も、さまざまな情報を基本的に電気信号でやりとりしています。

神経細胞が網のように広がるわけは?

一見、神経細胞は脳内に網のように張り巡らされているように見えますが、じつは1本1本独立していて、隣の神経細胞との間には空間 があります。なぜこのような構造なのかというと、急激に外部から力が加わったとき(例えば、頭をどこかにぶつけてしまったとき)に、神経細胞が切れてしま うのを防ぐ、いわば自然の工夫のようなものです。

神経細胞を詳細に見ると、樹の枝のように伸びた突起があり、そこに無数の隆起があって、神経細胞同士をつなぐシナプスというつなぎ目があることがわかります。

気持ちや意欲はどのように伝わるの?

シナプスの間の隙間では、情報は神経伝達物質で伝わります

シナプスの間の隙間では、電気信号で送られてきた情報の量に応じて神経伝達物質がこの隙間に送り出され、次の神経の受け取る側に渡されることで、情報が伝わっていきます。

このとき電気信号が神経伝達物質に変わることで、情報の信号を強めたり、さらに情報が細かく分かれて伝わるはたらきが生じるのです。

うつ病のときには、この神経伝達物質に異変が起きていると考えられています。

 

出典:うつ病を知る - 神経伝達物質とは?|うつ病~こころとからだ

 

うつ病発生が脳の機能に関する異変と言われている理由がわかりました。たしかに神経伝達経路に異常が発生すれば… 納得です。